


COFE
台湾 台北市
2019 年の鮮烈なデビューから現在に至るまで、インターナショナルチョコレートアワード
(ICA)アジア太平洋大会や世界大会で毎年複数のメダルを重ねている「COFE」。世界が高く
評価した革新的な受賞理由には、審査員や世界中のショコラティエを驚かせた 3 つの特徴があります。
1. 独自の抽出技術
通常、お茶フレーバーのチョコはホワイトチョコに茶葉パウダーを混ぜるだけですが、COFE はカカオバターに低温で長時間お茶やコーヒーの風味を直接抽出しています。そのため、雑味がなく驚くほど滑らかな口溶けになります。
2. 脱・乳製品の試み
一部の金賞受賞作では、粉乳(ミルク)の代わりに台湾産の大豆粉(ソイパウダー)を使って乳化させています。これにより、ミルクの重さに邪魔されることなく、茶葉本来のクリアな香りと上品な酸味がダイレクトに広がります。
3. 風土(テロワール)の表現
台湾産の高品質な茶葉だけでなく、台湾産ワイン、完熟マンゴー、パイナップル、パッションフルーツ、コーヒーチェリーなど、台湾の豊かな農産物とのマリアージュが評価され、ICA では「地元素材特別賞(Local Ingredients)」の常連となっています。
台北の迪化街にある実店舗では、これまでに受賞した「茶巧克(茶チョコ)」や「水果茶巧克(フルーツ茶チョコ)」の数々が美しくディスプレイされ、実際に購入・テイスティングすることができます。今回のイベントでは、COFE を直接体験することのできる数少ない機会です。
COFE からのメッセージ :
味覚を味わう日常の哲学
味覚について学ぶための最も包括的な素材は、飲み物や農作物以外にありません。お茶、コーヒー、ワイン――世代を超えて愛されるこれらの日常的な飲み物は、食を生活の基本必需品から文化的な想像力の器へと変えてきました。私たちは、味覚とは日々の試行錯誤と選択、そして細部への細心の注意を通して蓄積されるライフスタイルの美意識であると信じています。COFE は、コーヒー、チョコレート、お茶、ワインへの愛から生まれました。私たちの味覚探求は、土地、農作物、そして文化への深い探求でもあります。私たちは、それぞれの食材の起源、テロワール、そして風味の言語に注目し、類推や比較を用いて「特産性」の論理を明らかにします。私たちにとって「特産性」とは、手の届かない高コストの象徴ではなく、味覚を理解し、選択的に味わうという日常的な実践なのです。
チョコレート業界で世界的に人気の「ビーン・トゥ・バー」製法に着想を得て、低温長時間粉砕したカカオバターと台湾原産のゴールデンパール大豆粉を乳化ベースとして組み合わせ、最小限のショ糖で風味付けすることで、植物由来で添加物不使用の乳製品、つまり完全ヴィーガンのフレーバー「ヴィーガンフレーバー哲学:フレーバーチョコバー」を作り上げました。
「フレーバーチョコバー」は、本来飲むための紅茶・コーヒー・ワインを、食べられるフ
レーバーキャリア(Flavor Carrier/味の担体)に変えます。口に含むと、紅茶の甘い香り、コーヒーのフルーティーな香り、ワインの発酵した余韻、といったフレーバーがゆっくりと展開し、舌の上で花開きます。これは単なる原材料の革新ではなく、テロワールの認識の継続であり、味覚の哲学の具現化です。味の記憶だけでなく、台湾の生活の文化的一幕である「フレーバー」を一緒に再定義しましょう。
受賞歴
2019 年
アジア太平洋大会では金賞 1、銀賞 3、4つの特別賞を一挙に獲得し、世界に衝撃を与えま
した。
2020 年〜2021 年
世界大会(World Final)では銀賞を受賞。台湾の地元素材を活かしたレシピとして「特別賞」も同時受賞。
2021 年〜2022 年
アジア太平洋大会で金賞(Gold)を獲得。世界大会では銅賞を受賞。
2024 年
アジア太平洋大会で金賞(Gold)を獲得。世界大会では銀賞を受賞。
2025 年
アジア太平洋大会・銅賞、および世界大会・銀賞を受賞。





